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膝痛の原因は「膝以外」にあり?!【理学療法士のお仕事】

みなさん、こんにちは!理学療法士の青山遥(アオヤマヨウ)です。

「快適な生活は正しく食べて、正しい姿勢から!」をモットーに、練馬区・豊島園で理学療法サロン『mama salon aoyama(ママサロンアオヤマ)』を営んでおります。

約12年間の総合病院での理学療法士としての臨床経験をベースに、姿勢の修正や運動療法(いわゆるリハビリ)、そして自分にあったセルフケアの指導を重視し、お客様に元気になっていただくお手伝いをしております。

街の整体・整骨、マッサージなどとは「かなり違う」と言っていただける当院の施術ですが、前回は多くの方々が悩んでいる「首の痛み」について

『身体のどこか一部にエラーが出たら、そのエラーを補うように他の部位が何かしらの形で代償します。そしてその代償した部位に痛みが発生することがよくあるのです』

といったお話をさせていただきました。そして、その代表格が「首の痛みですよ」とお伝えしました。

前回の記事
【理学療法のおしごと】首の痛みはこうして治す!【施術の中身公開】

今回の膝の痛みのお話にも、実は同じようなことが言えるのかもしれません。

なぜなら膝は『股関節と足関節(足首)の間にある中間関節』だからです。

それは 、言い換えれば『膝の痛みや変形は、その上下に位置する股関節と足関節の影響をもろに受ける』ということなのです。

とにかく、足には「問題」が生じやすいですよね。

皆さんがよくご存知のO脚やX脚などの、さまざまな足の癖がありますよね。ちなみに私はO脚です。

この足の癖が助長され、膝関節の一部分に負担が集中して痛みにつながってしまうことが多いです。

中には『先天性変形性膝関節症』といって、遺伝的に膝が変形している方もいらっしゃるのですが、当サロンにいらっしゃるほとんどの方が歪んだ姿勢、間違ったボディイメージによる動作、体重オーバーなど二次的な原因……つまり、生活習慣が問題で膝に問題を抱えるようになってしまったケースです。

ボディイメージとは、脳の中にある自分自身の身体に対して持つイメージのこと。例えば、右足を骨折していると普段のようには絶対に歩けません。

右足を地面に付けられないので、松葉杖を持ち、腕や肩の筋肉を使って歩かざるをえません。

いわば右足の代わりに、腕や肩の筋肉に「代償」させて歩いているのですが、骨折が治癒するには長い時間がかかります。

その間に、患者さんのボディイメージに変化が起こり、それが定着してしまうのです。身体の不調は、得てしてこのボディイメージが悪化してしまい修正(元のよい状態に戻れていない)できていないことに原因があります。

怪我は治ったはずなのに身体の調子がよくならない本当の理由 <ボディイメージについて知ろう!>

膝痛治療のアプローチ

では、そんな膝の痛みをどうやって治すのでしょうか。

多くのケースで、膝そのものに医療的アプローチするのではなく、『股関節と足関節(そくかんせつ)を治すこと』が最優先となります。

先ほどお話しした通り、膝は『中間関節』なので、股関節と足関節のエラーが大きく影響しやすい関節です。

つまり、膝の痛みは『結果』であり、根本的な原因は上下の股関節と足関節にあるのです。ママサロンに膝の痛みでいらっしゃるお客様も、そのほとんどが股関節と足関節にエラーが出ている方ばかりなのです。

具体的には、

  • 股関節の場合は骨頭が臼蓋(きゅうがい)にハマっていない
  • 足関節の場合は、足裏に”土踏まず”がない。もしくは、親指か小指が外か内にむかって、ねじれている

と診断されるケースが特に多いように思います。

股関節と足関節の点と点を結ぶライン上で、膝の位置が決まります。ズレた股関節、ねじれた足関節で立ちあがると、膝の位置も、本来の位置より内側あるいは外側にむかってズレこんでしまいます。

その結果として、膝、あるいはその関節面の一部に負担が集中して、痛みが出てしまうのです(普通に歩くだけでも、股関節にはその方の体重の3~4倍もの力がかかるといわれています)。それゆえ、股関節や足関節の問題を解決すると、膝関節には一切アプローチしていないにもかかわらず、膝の痛みも治ってしまうケースをたくさん見てきました。

子供を抱っこ紐にいれて歩くときに痛みが出る患者さんの症例

では実際に、ママサロンではどのように治していくのかを、これからお伝えします! 今回、はじめてこの記事をご覧になった方、「ボディイメージ」などの単語に聞き覚えがない方がいらっしゃいましたら、ママサロンの公式ホームページの各種コラムに詳しく掲載しておりますので併せてご覧くださいね。

症状歩くときに右膝の外側が痛い。子供を抱っこ紐に入れて歩くときは特に痛い。
原因一番特徴的だったのが、骨盤と大腿骨(≒脚の骨)にエラーが生じていたことです。
 
・右の大転子が外側に出っ張っていた
・内くるぶしが内側に崩れ、土踏まずのアーチがなかった


この2点が気になりました。

つまり、この方は右足だけが『X脚』の状態なのです。

そうすると、膝関節の外側に負担が集中しやすく、それがこの方が痛みを感じる部位と一致していました。さらにこの右足の状態で、自分の身体の重さを支えるだけでなく、お子さんを抱っこして歩かねばならないのですから、膝への負担は計り知れないのでした……。
アプローチ方法身体に余計な負担をかけない、正しい姿勢作りの基本は『重力の分散』です。

つまり、どんなに重たい荷物を持ったり、赤ちゃんを抱っこしたりしていると、さらなる重力が、ふだんの体重以上に身体のどこかの部位にかかることは避けられません。

よって、いかにその負担を色々な身体の部位で分散させられるか。これが痛みや違和感から自由になるための、理想の身体作りのポイントなのです。
 
このお客様の膝の痛みは、膝関節の外側の一箇所に負担が集中していたことが問題でした。したがって、その負担を膝関節全体で支えられるように、膝の位置を修正する必要があったのです。
 
したがって、外に出っ張った股関節の位置の修正、内側に崩れた足関節の修正と土踏まずのアーチを再形成するように施術を行いました。
 
施術の実践により、内側に崩れていた膝の位置は本来の位置に修正され、結果として膝の痛みも治りました。
セルフケア指導このお客様の課題は、股関節と足関節が再びズレてしまわないことが大切なので、2パターンのセルフケアの実行をお願いしました。
 
一つ目は、『ボール転がし』です。
テニスボールを土踏まずのアーチに沿って、転がしてもらうことです。アーチを維持するように努めることで、内くるぶしが内側に再び崩れることがなくなりました。

二つ目は、前回のコラム内も紹介しましたが『四股(しこ)ふみ』です。
以前から、骨盤の対称性を整えるための運動として『四股ふみ』はご紹介していますが、股関節の位置を自力で修正することにも応用ができます。正しい「四股ふみ」を覚えることで、股関節が外側に再びずれることはなくなり、膝の痛みが解消されました。

病院で僕が働いている時、『変形性膝関節症』という膝の変形により痛みが出たり、歩行障害のある患者さんたちのリハビリを担当してきました。中には、重度の変形で人工関節になってしまう方もいました。

遺伝性の問題が原因の患者さんもおられましたが、ほとんどが二次的な要因……つまり、ふだんの姿勢の歪みや体重オーバー、崩れたボディイメージのまま行う動作に起因していることが多かったです。

「こうなってしまう前に、もっと早く出会いたかった」という私の思いが、ママサロン・アオヤマの開業につながっています。

「診断名がつく前に、症状が出る前に、今のうちに対策」をすることでリカバリーの方法をお伝えするのも、ママサロンの重要な役目の一つだと思っています!カラダの不調についてお悩みがある場合は、お気軽にご相談ください。

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